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母数が4倍になっても、1位は連絡頻度のままだった - 仲裁データ続編、4位以下をはじめて出せた話

執筆・編集: ふたりのトリセツ編集部最終更新:

前に、AI仲裁の相談テーマを数えた話を書いた(すれ違い仲裁の実データを覗いた話)。最後に「数が増えたら、また覗いてみる」と書いた。増えたので、覗いた。

前回の集計では、1位の「連絡頻度」が42人。今回は167人。テーマを選んで相談した人の総数は306人になった。前編を書いた時から見ると、上位のテーマはどれも4倍前後に増えてる。

で、結論から言うと、順位はほとんど動かなかった。そして前編で「人数が足りなくて出せない」と書いた4位以下が、はじめて出せるようになった。今回はその2つの話。

10人を超えたテーマ、全8件

数え方は前回と同じ。実際にAIへ相談する時に本人が選んだテーマを、相談した人のユニーク数で並べる。同じ人が何回相談しても1人。

順位テーマ相談した人数前編の時
1連絡頻度16742
2スキンシップの頻度8520
3異性の友人5115
4人前でのイチャイチャ135
5恋愛の優先度123
6友人との付き合い11
7結婚への考え方10
7言葉での愛情表現10

ここで切ってるのは、アプリ内のランキング表示に使っている基準が「10人以上が選んだテーマだけ」だから。この基準を超えたのが、90テーマ中ちょうど8件だった。

※9人以下には「感情表現」「過去の恋愛」「デートの計画」(各9人)、「子どもを持つかどうか」(8人)などが続く。1人以上に選ばれたテーマは全部で69件あるけど、下のほうは1〜2人の世界なので、前編と同じ理由で順位としては扱わない。

上位3つは、一度も入れ替わってない

連絡頻度 → スキンシップの頻度 → 異性の友人。この並びは、前編の時点(42人・20人・15人)から、途中の社内集計(106人・58人・32人)を挟んで、今回(167人・85人・51人)まで、一度も入れ替わってない。

1位と2位の差も安定してる。前編の時は42対20でちょうど2倍。今回は167対85で、ほぼ2倍のまま。母数が4倍になって比率が変わらないなら、これはたまたまじゃなくて、そういう形をしてるんだと思う。

前編で「この表は深刻さの順位じゃなくて、ぶつかる頻度の順位に近い」と書いた。毎日あるテーマほど揉める回数が多くて、相談も増えるという読み。母数が増えても連絡頻度が突き抜けたままなのは、この読みと合ってる。返信が来ない夜は、毎日どこかで発生してる。

前編で出せなかった4位が、出せるようになった

個人的には、ここが今回いちばんうれしかったところ。

前編で、アプリ内のランキングは「10人以上が選んだテーマしか出さない」と書いた。当時の4位「人前でのイチャイチャ」は5人で、5人の選択を「みんなの相談」と呼ぶのは嘘だと思ったから出さなかった。

その「人前でのイチャイチャ」が、13人になった。「恋愛の優先度」も3人から12人。あの時「出せない」と書いたテーマたちが、待ってたら基準を超えてきた。数字を盛らずに待つと、こういう日がちゃんと来る。

一方で、前編で4位タイだった「子どもを持つかどうか」は5人から8人で、まだ基準の下にいる。軽いテーマ(人前でのイチャイチャ)は5人→13人、重いテーマ(子ども)は5人→8人。人生に何回かしか出てこないテーマは、やっぱり伸びかたもゆっくりだった。頻度の読みの、ちょっとした追試になってると思う。

正直に書いておくこと

前編と同じ限界は、今回も全部そのまま残ってる。アンケートじゃなく相談ログなので、我慢されたテーマは表に入らない。AIに相談しにくる人だけのサンプルで、世の中の分布じゃない。相談者が全員カップルとも限らない。

それに加えて今回ぶんの注意も足しておく。「順位が動かない」と言えるのは上位だけ。10人前後から下は、まだ1〜2人の増減で順位がシャッフルされる領域なので、6位と7位の差なんかに意味はない。あと306人は、前編の42人よりだいぶマシというだけで、統計としてはまだぜんぜん小さい。

カテゴリ単位で束ねる集計(コミュニケーション系の合算とか)も一応やってみたけど、同じ人が複数テーマに数えられる合算になって数字がゆるくなるので、今回は載せないことにした。束ねても、コミュニケーション系が頭ひとつ抜ける形は変わらなかった、とだけ。

おわりに

まとめると、

  • 相談テーマの上位3つ(連絡頻度・スキンシップの頻度・異性の友人)は、母数が4倍になっても一度も入れ替わらなかった
  • 1位と2位の差は「ほぼ2倍」のまま安定。深刻さでなく、ぶつかる頻度の順位という読みが続投
  • 前編で「5人だから出せない」と書いた4位以下が、はじめて10人の基準を超えて8テーマになった
  • 順位に意味があるのは上位だけ。下のほうはまだ1〜2人で動く世界

「みんなの相談ランキング」の「みんな」が、少しずつ本当の「みんな」になってきてるのが、作ってる側としてはいちばん感慨深い。基準を下げれば最初からランキングは埋まってたけど、待って埋まったほうが、出してる数字を自分で信じられる。

次に覗くのは、たぶん上位が3桁後半になった頃。そこで順位が崩れてたら、それはそれで面白いので書く。

※本文の数値はすべて、「ふたりのトリセツ」のすれ違い仲裁機能で実際に選ばれた相談テーマの集計値です(2026-08-26時点・相談した人のユニーク数)。個人を特定する情報は使っていません。順位は「困りごととして選ばれた回数」の話であって、関係の良し悪しや、テーマそのものの深刻さを示すものではありません。

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この記事のよくある質問

相談テーマの1位は変わった?

変わっていません。「連絡頻度」が167人で1位のままです。前編の時点(42人)から母数が約4倍になりましたが、上位3つ(連絡頻度・スキンシップの頻度・異性の友人)の順位は一度も入れ替わっていません。

前編と何が違うの?

母数が増えて、4位以下をはじめて公開できるようになった点です。前編では4位のテーマが5人しかおらず「みんなの相談」と呼べないため人数つきでも扱いを控えめにしていましたが、今回は10人以上のテーマが8件に増えました。

このランキングはどうやって集計している?

「ふたりのトリセツ」のすれ違い仲裁機能で、AIへ相談する時に本人が選んだテーマの記録を、相談した人のユニーク数で集計しています。アンケートではなく行動の記録で、個人を特定する情報は使っていません。同じ人が何回相談しても1人として数えます。

上位のテーマで揉めるのは良くないこと?

いいえ。上位にあるのは「多くの人が同じことで困っている」というだけで、関係の良し悪しとは関係ありません。むしろ1位の連絡頻度は、毎日発生しうる身近なテーマだからこそ相談回数が多い、というのが私たちの読みです。

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